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柱時計の間の正面に置かれた奇妙な石像。
「黙示録」と「黙示録外伝」ではその形状が大きく違っていることに気づいただろうか?
「黙示録」では、左右の手を肩の高さくらいまで上げて、何かを支えるような仕草をしている人型の像。
いかにも何か怪しげな崇拝に使われていそうな感じがする。
一方「黙示録外伝」では、頭がなく、右腕で天井を指し示している像。
見た感じでは男性の像で、左肩から布のようなものを掛けているようだが、左半分と下の方はどうなっているのかよく分からない。
右腕の先が針のように尖っているのも不思議だ。
こちらは崇拝というよりは、芸術作品風である。
何か有名な彫像でも模したものなのだろうか?
「黙示録」と「黙示録外伝」で変化している部分はいくつかあるが、このようなあまり意味があるとは思えない部分の変更には、何らかの意図があってのものなのだろうか。
そして、その前に契約書が置かれているというのも、何かを暗示しているように思えて興味深い。
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