悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ

音飛び問題

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このゲームには、「音飛び」という欠陥が存在します。

症状は、曲の特定の部分でいきなりフリーズしたかのように音が途切れ、数秒経つとまた流れ出すというものです。
発生個所は、アレンジ音源のステージ2や、GS音源のステージ7など、全部で3ヶ所から4ヶ所ほど。

ゲームが進まなくなるほどの重大な欠陥ではないにしろ、突然音が飛んでしまうのはやはり気になるものですし、「音」が重要なファクターの一つになっている「悪魔城ドラキュラ」にはあってはならないことだと思います。
それになにより、「音」に定評のあるコナミ社がこのようなミスを放っておくこと自体が信じられません。

しかし、実際は多くのユーザーから指摘を受けても「そのような現象は確認できない」と言い張る始末。
結局、まさに「仕方なく」といった感じで交換に応じる姿勢を見せましたが、交換されて戻ってきたCDにも新たな音飛び個所が存在するというお粗末ぶり。
それについて、「これ以上の対応はできません」と開き直る質の悪さにはただただ閉口…。

ユーザーによって構成が異なるWindows機でならまだしも、プレイステーションでこのような現象を発見・改善できないというのはソフトメーカーとしてどうなのでしょうね…。

それだけでも問題なのに、現在の公式サイトではその件には一切触れず「完全移殖」と言い張り、やる気のまったく感じられなかった「悪魔城年代記」のサイトは、サーバ移転のどさくさに紛れて存在そのものを削除。
結局、責任者であるはずのIGA氏からは何の謝罪の言葉もありませんでした。


大企業になった弊害、とでも言いましょうか。
コナミさん、ちょっとユーザーを馬鹿にしすぎていませんか?
曲がりなりにもサービス業であること、そして「責任者」の意味についても今一度ちゃんと考えてみてもらいたいものです。

懐古じゃなく、昔のコナミは良かったですよ。本当に…。


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