悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん
あくまじょうすぺしゃる ぼくドラキュラくん

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タイトル 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん
発売日 1993年1月3日(日)   価格 3,800円
ハード ゲームボーイ   メディア ROMカートリッジ(2Mbit)
ジャンル 2Dステージクリア型アクション
主人公 ドラキュラくん
ステージ数 8   セーブ機能 あり(パスワード)
難易度設定 なし   二周目 なし
オプション サウンドテスト
海外版 KID DRACULA
移植・配信 なし


 こんな作品です

ファミコンで出された同名の作品の続編。
タイトルは同じですが、移植ではありません。
基本的なシステムはそのままにステージの構成を一新し、新たな攻撃方法や会話シーンなどが追加されています。

ファミコン版同様、持っている特技を駆使してステージの仕掛けを突破していく楽しさがあり、見た目と難易度のギャップも健在です。

 ゲームシステム

上記の通り、システム面に大きな変化はありません。
ファミコン版をやったことがあれば、すんなりと入り込めるでしょう。
逆に言ってしまうと斬新さがないということになりますが、元々完成されている分、下手にややこしい内容にされるよりはよいと思います。

ステージや敵ごとに有利な特技を使い分けていけば、アクションゲーム初心者でもそれなりに進めるバランスになっていて、「悪魔城伝説」の仲間キャラクターと同じく、効果的に間口を広げているよいアイデアと言えるでしょう。

 オススメの曲

ファミコン版にもあった「お城でゴーゴー」(ステージ1BGM)をはじめ、「イケイケサンバ」(ステージ2・ジェットコースターBGM)、「まってろ! ガラモス」(ステージ8BGM)、「おめざめですか?」(パスワード入力)、「バイバイ ドラちゃん」(エンディング)などなど、今回も明るく楽しい曲が盛りだくさん。

CD化されなかった点が非常に悔やまれます…。

 最後に

白黒画面なので、見た目で若干損をしている印象を受けました。
しかし、ファミコン版でも同じことを言いましたが、一度遊んでみるとぜんぜん気にならなくなります。
ゲームとしてちゃんとした作りになっていて、派手さや斬新さはありませんが、安心して遊ぶことができる作品です。

めまぐるしく視点が変わる3Dゲームにもたれぎみな現在、たまにはこういうホッとできる2Dアクションもいいものです。


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