【リロード】 0〜9 12歳 【12さい / 設定】 マリア=ラーネッド(血の輪廻)とキャリー=ヴェルナンデス(悪魔城ドラキュラ黙示録)の年齢。 どちらも年齢と使命の割には飄々(ひょうひょう)としている。 ただし、それ以外の特徴(性格的、身体的)は割と対称的。 こんな年端の行かない女の子に戦わせるというのも酷な話だが、100年の眠りからやっと目覚めたのに、齢12歳の子供に倒されてしまうというドラキュラも哀れだ。 16ポイント 【システム】 初期〜中期作品におけるプレイヤーキャラクターの体力(→にく) 後半戦になると、全ての敵が一度に4ポイントのダメージを与えてくるので油断できなかった。 敵(ブロックボス)のゲージも同じく16ポイントで構成されるが、1回の攻撃で1ポイントも減らない場合もあり、ゲージでの優劣は単純には比較できない。 これは「1ポイント=1」ではなく、敵によって1ポイントに割り振られる値が2〜16に変化するため。 探索型になってからの体力はかなりインフレ気味である。 1UP 【システム、アイテム】 プレイヤーキャラクターの残り人数が一人増えること。 体力が0になって力尽きても、この人数分だけステージ(ブロック)の規定ポイントからやり直すことができる。 基本は一定の得点を獲得するか、1UPアイテムを手に入れることで増える。 「血の輪廻」と「悪魔城ドラキュラXX」は、ステージクリア時に体力が満タンだったとき「ノーダメージボーナス」として1UPする。 「悪魔城すぺしゃる」は、ステージクリア後のミニゲームによって1UP〜7UPのチャンスが複数回ある。 純粋なアクションゲームではない探索型では出現しない。 200.6% 【システム】 「月下の夜想曲」(プレイステーション版)の最大マップ達成率。 本来は100%+100%で合計200%になるはずが、逆さにした際にマップの中心点がずれた影響により部屋数が増え(表と比較すると6つ)、0.6%という中途半端な値が生まれた。 なお、その0.6%は非常にきわどい判定で作られているため、特殊な方法(ハイジャンプ→狼に変身)を駆使しないとマップが埋まらない箇所がある。 セガサターン版は新たなマップが追加され、達成率は211.2%になる。 二周目 【にしゅうめ / システム】 ドラキュラを倒してエンディングが終わったあと、再び最初のステージ(ブロック)からゲームが始まること。 一周目に比べて敵の出現頻度やパターンが強化され、より難しくなっている。 三周目以降は、二周目と変わらない作品と、さらに難度が上がっていく作品に分かれる。 特に周回のたびに受けるダメージが倍に増えていく「ドラキュラ伝説」は、五周目でどんな敵でも一撃死させられるまでになる。 X68000版ドラキュラは、六周目(ステージ表記が五周目に99でカウンターストップしたあと、さらにもう一周)まで続けることで、ある特別なグラフィックを見ることができる。 二段ジャンプ 【にだんジャンプ / 技】 ※「血の輪廻」はマリア=ラーネッドのみ。 ※「月下の夜想曲」はリヒター以外。 通常のジャンプ後、空中でもう一度ジャンプをすること。原理は不明。 行動範囲が広がるほか、ショートカットや邪魔な敵を無視して飛び越えたりすることが容易になる。 これによってジャンプ後の制御が簡単になりアクション性も上がったが、代わりに従来の作品にあったジャンプのリスクと緊張感は薄れてしまった(→軌道修正) II連射 【にれんしゃ / アイテム、システム】 サブウェポンを画面内に二つ出すことができるようになる(→III連射) 特定の壁を壊すことで入手できるが(→壊せる壁)、サブウェポンを使って敵やロウソクを攻撃しつづけることによっても出現する。 アイテム制は後期作品では廃止され、手持ちのハート数によって出せる数が変わるようになった。 三大名曲 【さんだいめいきょく / 総称】 ※いずれか1曲以上で1ループ使われているタイトル。 ※「月下の夜想曲」はセガサターン版のみ。 「Vampire Killer」「Bloody Tears」「Beginning」の三曲の総称。 いずれも「悪魔城ドラキュラ」を代表する名曲で、シリーズの多くに使われている。 III連射 【さんれんしゃ / アイテム、システム】 サブウェポンを画面内に三つ出すことができるようになる。 入手方法はII連射と同じ。 クロスのIII連射は強力だが、そのときに誤って短剣を取ってしまうと泣くに泣けない。 四聖獣 【しせいじゅう / 総称】 マリア=ラーネッドのお友達、白虎、朱雀、青龍、玄武の総称。 サブウェポン扱いとなっており、それぞれが体を張って敵に攻撃してくれる。 どのように知り合ったか、またどのような生活をしているのかは謎。 いろいろと想像を巡らせてみるのも面白いかもしれない。 573 【名称】 「コナミ」を数字に置き換えて表現したもの(別に愛称というわけでもないし、略称でもないし…) 過去も現在もコナミ社自身は結構お気に入りのご様子で、何かにつけてよく使っている(コナミ社の仮想FM局「db-FM」(57.3MHz)や、ハイスコア初期値の57300点、携帯コンテンツの「573.jp」、お客様相談室0570-086-573など) しかし、一時の訴訟乱発騒ぎによって8○3573という大変不名誉な使われ方もされ、印象はかなり悪くなっているという事実には果たして気づいているのであろうか…? 現在、ユーザーの間では「KONMAI」と並んでアンチコナミ派が使う侮蔑語というイメージが強い。 5点 【5てん / 設定】 初代でドラキュラを倒したときに得られるスコア(得点) 本来は50000点という破格のスコア(前ブロックの死神でさえ7000点)が得られる予定だったのだが、設定を間違えてわずか5点になってしまったらしい。 ミスではあるのだが、不思議と「ドラキュラを倒した証明」のような趣(おもむき)が感じられ、むしろこれはこれでいいのでは…という気にもなる。 後のROMカートリッジ版(および海外版)では50000点に修正されているが、初代を元にしたファミコンミニは5点のままである。 X68000版ドラキュラではこれを意識して、50005点という心憎い設定がされている。 → A〜Z行 |