【リロード】 た ダークナイト・プレリュード 【タイトル】 →漆黒たる前奏曲 ダッシュ 【技】 ※プレイステーション版「月下の夜想曲」はリヒターのみ。 通常の約2倍の速さで移動することができる操作。 これを「戦略性を増すための操作」と見るか、「難易度を激減させる操作」と見るかは人それぞれであるが、広い範囲を行き来させられる探索型では、あるとないとでは快適さが相当違う。 食べ物 【たべもの / アイテム】 ※項目は「にく」以外の食べ物があるタイトル。 減った体力を回復させるためのアイテム。 初期はにくくらいだったが、「月下の夜想曲」では和食、洋食、中華、飲み物、デザートまで数十種類にも及ぶ。 それぞれのグラフィックも凝っており、息抜きに眺める分にはそれなりに面白いが、種類が増えてくるにつれてアイテム欄を占拠し、目的のアイテムを探しづらくなるという弊害もある。 また、この食べ物がレアアイテムだとかなりガッカリさせられることに…。 たまご 【サブウェポン】 マリア=ラーネッド専用のサブウェポン。 その名の通り、大きなたまごを投げつけて攻撃する。 地面に落ちてから一定時間が経つと中から6羽の白い鳥が出現し、上方にも攻撃ができる。 当て方を覚えれば地味に強力な攻撃だったりするが、こんなものに当たって倒された敵は、それこそ死んでも死にきれない思いであろう。 短剣 【たんけん / サブウェポン】 サブウェポンの一つ。前方に短剣を投げつける(→勇者の剣) 利点は遠距離攻撃ができることのみ。 威力は鞭以下、何かに当たるとその場で消失、という使えない点の方が目立つ。 何もないよりは多少マシ、といった程度だが、これが狙っているかのようにボス戦直前に置かれていたり、敵が不意に落としたりすることが多い。 探索型 【たんさくがた / システム】 「月下の夜想曲」から始まったゲームスタイル。 迷路のような城を練り歩き、アイテムを発見することによって行動範囲を広げていくというシステム(→コナミ版メトロイド) 攻略順が固定されていることと、同じ場所を行ったり来たりしなければならないという問題点が指摘されており、こと旧ファンにとってはこのシステムは苦痛以外の何物でもない。 血の涙 【ちのなみだ / 曲名】 ※「月下の夜想曲」はセガサターン版のみ。 →Bloody Tears 血の輪廻 【ちのロンド / タイトル】 『悪魔城ドラキュラX 〜血の輪廻(ロンド)〜』(→サブタイトル) PCエンジン版のタイトル。「輪廻」と書いて「ロンド」と読む。 ドラキュラ作品10作目に伴い、「X」(10を意味するローマ数字)と命名された。 ベルモンド家最後にして最強のバンパイアハンターであるリヒター=ベルモンドが、血の宿命に終止符を打つ予定だった。 ゲーム開始時はリヒター一人だが、条件を満たすとマリア=ラーネッドという少女も使えるようになる。 雰囲気ぶち壊しのビジュアルシーンや、ドラキュラの弱さには否定的な意見もあるが、それでもPCエンジンの性能を限界まで引き出した驚異的な完成度は、シリーズの中でもトップレベルの高評価を得ている。 チャーリー=ビンセント 【人物】 「最強のバンパイアハンター」を自称する初老の男(ゲーム中では「バンパイアキラー」と言っているが、バンパイアハンターの意味で使われている) 吸血鬼に関するさまざまな研究の権威として知られている。 自らの腕に絶対の自信を持っているが、普段の行動はどう見ても無防備そのもの。 何かと胡散臭い人物だが、吸血鬼との戦いにおいては一応それなりの能力は持っているようだ。 年齢50歳、身長175cm、体重85kg。 跳鉱石 【ちょうこうせき / アイテム、サブウェポン】 壁や地面に当たると跳ね返る性質を持っている特殊な鉱石。 狭く入り組んだ通路で使えばそれなりに効果を発揮するが、全体的に見ると使えない部類に入る。 使い魔 【つかいま / 総称】 独自の技を使って主を助ける魔物。 敵に取り憑いてダメージを与えるゴーストや、体調管理をしてくれる妖精などがいる。 問題になるのは鼻悪魔という使い魔で、誰がどう見てもタイムボカンのパクリ。 「ポチっとな」というセリフまであり(声優も同じ)、真似をされることにはやたらとうるさい割に、真似をすることに対しては節操がない(→コナミ版メトロイド) CV (妖精/半妖精) 椎名 へきる (月下の夜想曲) (子悪魔/鼻悪魔) 八奈見 乗児 (月下の夜想曲) 吊り天井 【つりてんじょう / トラップ】 定期的に落下・上昇を繰り返すトゲ付きの天井。 初代から脈々と受け継がれている、作品の代表的なトラップ。 特に初代ではブロック2という早い段階で登場する割に、落下中・上昇中問わず触れると即死という容赦ない存在で、多くのプレイヤーに精神的脅威を与えた(触れた瞬間にライフゲージが0になる演出(?)も非常に心臓に悪い) 即死になるのは他に「悪魔城伝説」とSFC版ドラキュラで、それ以外はダメージを受けるだけのトラップになっている。 デス 【人物】 ※「悪魔城すぺしゃる」はゲームボーイ版のみ。 →死神 デュアル・セットアップ・システム 【システム】 「サークル・オブ・ザ・ムーン」のメインシステム。 特定の敵が落とす「動作カード」と「属性カード」を組み合わせて使うことで、さまざまな恩恵を受けることができるようになるシステム。頭文字を取って「DSS」と省略される。 攻撃に任意の属性を付加させたり、自身の能力値をアップさせたりなど、効果は全部で100種類も存在する。 微妙と思われた組み合わせが意外な効果を発揮したりすることもあるが、使えないと分かったものはどうしようもないくらいに使えない。 属性カードの最後2枚を手に入れるには、相当な労力と運を必要とする。 デュプリケーター 【アイテム】 装備している間、消費アイテムが一切減らなくなるアクセサリー。 ゲームを一度クリアした後、図書館の主から買うことができるようになるが、500000ゴールドという途方もない値段をふっかけられる。 魅力的なアイテムに思えるが、がんばって手に入れると苦労の割に大して面白くないことに気づく。 テラ 【人物】 ドラキュラにさらわれてしまった女性。 村の教会でシスターをしていた。 おおらかで活発、そして情熱的な心の持ち主。 救出したときのビジュアルシーンは、笑えるか凍りつくかのどちらかである。 このネタ演出を提案したスタッフは誰だ…。 年齢19歳、血液型O。 CV 村田 博美 (血の輪廻) 天使の丘 【てんしのおか / 地名】 ベルモンド一族が眠る墓のある丘。 「呪いの封印」にてその名が登場する。 イラストから想像するに、共同墓地というわけではなく、ベルモンド家が所有している丘のようだ。 トランシルバニアの片田舎のどこかにあるらしいが、具体的な場所は不明。 後方に町と湖が見えるので、オルジバの町の東辺りが有力だろうか。 東方正教会 【とうほうせいきょうかい / 名称】 「悪魔城伝説」でその存在が明らかになった。 言うなれば「ドラキュラ対策本部」。 極力何事も自分たちの力で解決しようとし、ベルモンド家に頼るのは本当に万策尽きたとき、という意地を持っているようだ。 名前は度々登場するが、それ以外の詳しいことについては明らかにされていない。 透明薬 【とうめいやく / アイテム】 ※同様の効果を発揮するアイテムが登場する作品を含む。 取ると全身が白く輝き、一定時間無敵になるという秘薬(→月桂樹) 非常にありがたいアイテムだが、ロザリオ同様、本当に欲しいときに現れることは少ない。 時計塔 【とけいとう / 舞台】 戦いの舞台の一つ。 巨大な歯車や振り子が絶えず動き続ける、時計塔の内部。 複雑かつ不安定な地形に加えてメデューサヘッドなどの嫌な動きの敵も出現し、攻略は一筋縄ではいかない。 基本的にドラキュラ城後半のブロックだが、「悪魔城伝説」のみ序盤と終盤の二回登場する。 その登場頻度から、ドラキュラは時計塔(=時間)に対し強い執着(或いはコンプレックス)があるのではないか? との推測も…(→復活) 図書館の主 【としょかんのあるじ / 人物】 ドラキュラ城の蔵書庫を管理している人物。 行動の原動力となるのはお金もしくは金目のもの(宝石など)であり、払うものさえ払えば協力は惜しまない。 アルカードには「爺」と呼ばれている。 CV 佐藤 正治 (月下の夜想曲) ドッペルゲンガー 【モンスター】 犠牲者の姿を借りて殺戮(さつりく)を繰り返す悪魔。 「悪魔城伝説」「X68000版ドラキュラ」「月下の夜想曲」で現れる。 性能はプレイヤーキャラクターと同じだが、ダメージの量に大きな差があるので真正面からぶつかってもほとんど勝ち目はない。 行動パターンを見切れるかどうかが勝敗の分かれ目。 ドラキュラ 【人物】 言わずと知れた敵の大ボス。 本名は「ドラキュラ=ヴラド=ツェペシュ」(ただしこれは後付の設定) 強大な魔力を持ち、暗黒世界の頂点に君臨する魔王。 もともとは人間だったが、自身の野望成就のため悪魔に魂を売り渡し吸血鬼になった。 100年に一度蘇り、その度に力を増すと伝えられる。 そのモデルは、中世ヨーロッパに実在したという人物「ヴラド公爵」。 当初は世界を混沌に陥れ支配するという野望のもとに蘇っていたが、「月下の夜想曲」では妻であるリサが人間に殺されたことに対する復讐ということにすりかわっており、年表と同様にもはや何が正しいのか本人も分からなくなっている状態(自身が混沌に陥ってどうする) アドリアンという一人息子がいる。 CV 石丸 博也 (血の輪廻) 若本 規夫 (月下の夜想曲) ???? (悪魔城ドラキュラ黙示録) ドラキュラくん 【人物】 「悪魔城すぺしゃる」の主人公。年齢1万9歳。 1万年の眠りについている間に魔王の座を奪ったガラモスを倒すため、戦いに乗り出す。 あっけらかんとした性格でとぼけた面もあるが、怒らせると怖いタイプ。沸点は低め。 白い髪の毛や父親がいるなどの設定から、「ドラキュラくん=アルカード」説は今も一部で根強い(ただし、公式としては無関係の別人と確定している) 太陽の光もクロスも弱点だと認識していないので、見ても何ともないらしい(→吸血鬼) ドラキュラサウンド 【総称】 「悪魔城ドラキュラ」シリーズのBGM(曲)を総称してこう呼ぶ。 要はこのような呼称が生まれるほどに「悪魔城ドラキュラ」シリーズは名曲揃いである、ということ(→オリジナル・サウンド・トラック) ドラキュラ城 【ドラキュラじょう / 名称】 その名の通り、ドラキュラが作り出した自身の城。 呼び方は「ドラキュラ城」だったり「悪魔城」だったりと作品によって異なる。 城は混沌の産物であり、その構造は現れるたびに変化するということらしい。 何百年も放置されていたかのような荒廃した城や、美しいきらびやかな城など、シリーズを通して見続けているとドラキュラの好みの変移を伺い知ることができる(→礼拝堂、時計塔、悪魔城天守) ドラキュラ伝説 【ドラキュラでんせつ / タイトル】 ゲームボーイ版のタイトル。主人公はクリストファー=ベルモンド。 主人公の歩く速度がほとんどの敵より遅いという厳しい操作性により、難易度はかなり高い。 サブウェポンも存在しないので戦略性はあまり考えられなかったし、後半になると即死トラップが山積みで、操作性とも相まってかなりの忍耐力が求められる内容になっている。 一度詰まると立て直しが難しい、という点では(当時の)コナミ社らしいゲームであると言える。 作中ではドラキュラが魔王になった時代のストーリーとされているが、ものの見事に矛盾した設定となってしまった。 ドラキュラ伝説II 【ドラキュラでんせつ2 / タイトル】 「ドラキュラ伝説」の続編。主人公は引き続きクリストファー=ベルモンド。 操作性が大幅に改善され、サブウェポンも使えるようになったため戦略性も上がり、結果的にアクションゲームとしての質はかなり高くなった。 前半の4つのステージの攻略順を自由にできるのが特徴で、最終的には全てのステージをクリアしなければならないが、自分なりのルートの決め方ができるようになっている。 パスワード制になったので、途中からの再開も可能。 後半戦になると難度が急に跳ね上がり、対処法を知らないとほとんど何もできずにやられてしまうボスだらけになるのが難点だが、十分許容範囲。 ゲームボーイのアクションゲームの中でも5本の指に入る完成度を持ち、シリーズとしても上位を狙える優れた作品(→漆黒たる前奏曲) トランシルバニア 【舞台】 →ワラキア ドル袋 【ドルぶくろ / アイテム】 ※同等のアイテムが登場する作品を含む。 初期〜中期作品ではスコアがアップするアイテム。 後期作品になってからは、アイテムを購入する資金として使われることが多い。 ドロテア=ツェンテス 【人物】 「VAMPIRE KILLER」に登場する魔女。 エリザベートの配下で、数々の魔物を召喚して行く手を阻む。 敵であることは確かだが、それ以外の部分ではかなり謎多き人物である。 最終戦の流れや、わざわざ説明書にイラスト付きで紹介されていることなどから「実はこいつが黒幕」説も上がっているが、真偽は不明。 → な行 |