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流し打ち 【ながしうち / 技】



ジャンプの下り際にを出し、下方向にスライドさせるようにして攻撃範囲を広げる技。
地味ではあるが、これが無意識に微調整できるようにならないとロウソクを壊すこともままならない。


 
なかったことにする 【設定】


※項目は「なかったことにする」ことにより少なからず影響を受けたタイトル。

すでに公開された作品や設定を闇に葬るという、禁断の呪法。
その最大の犠牲者となったのが、ベルモンド家最初の人と言われたソニア=ベルモンドである。
そもそも「なかったことにする」に至った経緯といえば、コナミ社側が望まれてもいない年表を無理と分かっていながら作成しようとした結果に他ならず、ユーザー側にしてみればそれこそ「そんな理由知ったことか」としかならない。


 
謎の女性 【なぞのじょせい / 人物】



呪いの封印」のプレストーリー(説明書内)に登場する女性。ゲーム中は全く姿を見せない。
シモンドラキュラの呪いに蝕まれていることを知っていたり、遺骸の存在や呪いの解き方などおよそ一般人では知り得ない情報を持っている(考察者の間では「東方正教会の使者では?」と推測されているが、真偽不明)
ただ、言われたままに行動したシモンだが、結局ドラキュラとの戦いに終止符は打たれなかったという事実も…(呪いだけは解かれたようだが)
嘘つきに悩まされる「呪いの封印」だが、彼女もそのうちの一人という強烈なオチだったのだろうか…。


 
にく 【アイテム】



ドラキュラ城特産の体力回復アイテム。
主に壁を壊すことで見つかる(→壊せる壁
このアイテムが隠されている場所をいかに知っているかが、ゲームをクリアするうえでの一つのカギとなる。
16ポイントという体力と4ポイントのダメージ、それとステージ内のにくの数や配置場所が実に良く考えられており、今改めて遊んでみても感心させられる。
ちなみに何のにくなのかについては、一部の作品を除いて不明である。


 
ニンニク 【アイテム】



吸血鬼が苦手とする食べ物。
具体的にはニンニクが発する強烈な臭いを嫌うようだ。
登場する作品は「呪いの封印」のみだが、別に息を吹きかけて攻撃するというわけではない。
吸血鬼ではない敵もなぜかダメージを受けたり、最終ボスがニンニク一個で倒せる(国内版のみ)という事実に、プレイヤーはただ唖然とするしかなかった…。


 
沼地 【ぬまち / トラップ】



ぬかるんで非常に歩きづらい地形。
移動速度が激減するうえ、沼地にいる間はどんどん体が沈んでいく(「呪いの封印」は除く)ため、定期的にジャンプで抜け出さなければならない。
「呪いの封印」は足を踏み入れている間、常にダメージを受け続ける。
その他の作品ではダメージは受けないが、プレイヤーキャラクターが画面下まで沈んでしまうと即死する。
沼地ではないが、「ドラキュラ伝説II」にも似た地形が登場する。


 
ネイサン=グレーブズ 【人物】



サークル・オブ・ザ・ムーン」の主人公。
正義感の強い、素直で真面目な青年。
悪魔の誘惑など「うるさい!」の一声だけで完全無効にするほどの純真さだが、あまりにも真っすぐに育ちすぎてしまったためか負の感情に疎く、自身に向けられた悪感情には鈍感なところもある。
師匠であり父親代わりでもあるモーリス=ボールドウィンの元でバンパイアハンターとしての能力を開花させ、ハンターの称号を受け継いだ。
ドラキュラに囚われてしまった師匠を助け出すため、兄弟子と熾烈なデッドヒートを繰り広げる(?)


 
年表 【ねんぴょう / 設定】



ドラキュラバンパイアハンター一族の歴史を一覧表にしたもの。
別にユーザー側からは望まれていなかった(…というより、どうがんばろうとも矛盾が生じることは避けられないのが分かりきっていたため、「それぞれの解釈に任せよう」ということで決着していた)のだが、何かを勘違いしたコナミ社側が強迫観念にかられて作ってしまった。
そんなわけで、当然ろくな検証もされないまま急遽(きゅうきょ)作成されたものなので、ところどころにツッコミを入れるのも虚しい矛盾が存在している。
そもそもの原因は、全体の世界観を統括する責任者がおらず、バックストーリーなどはそれぞれのプロジェクトに委ねられていたため。
ゲームの面白さには関係のないものだし、こんなものに迷うくらいならいっそのこと年表やストーリーなどといったものは設定しない方が遥かにマシに思えるのだが…(→なかったことにする


 
のみ男 【のみおとこ / モンスター】



軽快な動きでぴょんぴょんと跳ねる小男。
当初は「せむし男」という名前がつけられていたが、差別用語になり得るという理由から「のみ男」に変更された。
初代のフランケンとのコンビには苦戦させられたが、探索型では単に邪魔でしかない。
意外な伏兵だったが、探索型になってからその存在意義を失ってしまった敵はのみ男を含めてかなり多い(→カラスコウモリゾンビメデューサヘッドなど)
悪魔城伝説」とSFC版ドラキュラでは、グールラビットと呼ばれる敵に置き換えられている。


 
呪いの封印 【のろいのふういん / タイトル】



『ドラキュラII 〜呪いの封印〜』
ディスクシステム二作目のタイトル。
主人公は引き続きシモン=ベルモンドで、前作から7年後、ドラキュラとの戦いで受けた死の呪いを封印するため再び立ち上がるというストーリー(→謎の女性
直接的な続編ながらシステムががらりと変わり、町を歩いて情報収集や買い物をしたり、敵と戦い自身を強くしたりといった、アドベンチャーやRPGの要素が追加されている(任天堂社の「リンクの冒険」の影響を受けたとの見解も)
ある意味「月下の夜想曲」の基礎となったゲームだが、純粋なアクションゲームではないことや難解な謎解きはあまり受けがよくなかった(→





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