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ハート 【アイテム】



サブウェポンを使うために必要となるアイテム。
手持ち数が1つ増えるハート(一般的に小ハートと呼ばれる)と、5つ増えるビックハートが基本。
呪いの封印」では大、中、小の三種類があり、増加量も異なる。さらに、アイテムを購入する資金(→ドル袋)や経験値の獲得としても使われるなど、用途も多彩。
血の輪廻」では一気に50も増える超ビックハートも出現する。
VAMPIRE KILLER」はジュエル、「悪魔城ドラキュラ黙示録」と「悪魔城ドラキュラ黙示録外伝」はレッドジュエルに変更。
ドラキュラ伝説」と「悪魔城すぺしゃる」は役割そのものが違い、体力を回復させるアイテムである。


 
バーニングモード 【技】



ソニア=ベルモンドだけが使える究極奥義。
一定時間無敵になり、横方向への移動速度が倍になる(攻撃力は変わらない)
良く言えば初心者のための救済措置、悪く言えば単なる力押し戦法。
意図せず発動させてしまうことが多いが、いざ出したいと思うときはなかなか出せない。
アイテム変更をスタートボタンにしてポーズと兼用、バーニングモードはセレクトボタンに割り当てた方が誤発動の心配がなくて良かったように思えるのだが…。


 
ハイジャンプ 【技】



通常のジャンプの5〜6倍の高さを飛ぶことができる操作。
空中で何度でも出すことが可能なので、これが使えるようになると行動範囲が飛躍的に広がる。
しかし、この技のせいで天守につづく階段の上空に天井があるという、何とも不自然な構造になってしまった…。
また、主人公がビュンビュン空を飛び回る姿も異質であり、ホラーアクションには全く似つかわしくない。
システムの関係上仕方ない部分もあるが、世界観と雰囲気はもっと大事にしてほしいものである。


 
ハイドロストーム 【技】



リヒター=ベルモンドの奥義の一つ。
聖水アイテムクラッシュのこと。
聖水の雨を降らせ、画面内の敵全てに連続してダメージを与える強力な技。
ハイドロスコールという解釈の仕方もあるらしい。


 
バク転 【バクてん / 技】



リヒター=ベルモンドが使うことができる技。バク転、もしくはバック転。
華麗な後方宙返りを披露する。
本来の目的は回避用だが、入力を少し遅らせることで通常のジャンプでは届かない場所にのぼるような使い方もできる。
バク転と鞭伸ばしを極めたプレイヤーだけが、真のリヒター使いになれる。


 
ハト 【名称】



マリア=ラーネッドのメイン攻撃。
正面に二羽のハトを飛ばして敵を攻撃する。
見た目は弱そうだが、リヒターと同じ威力を持っており、行きと帰りで連続ダメージ、移動しながらの攻撃も可能、さらに隙はほとんどないという優れた動物。
冷静に考えると何だかとんでもない攻撃方法である。


 
パワーアップ 【アイテム】


※クサリなど同等のアイテムが出る作品を含む。

手に入れることで(などのメイン武器)が強化される。
作品によってクサリなど呼び方と形状が変わる。
基本的に2つまで取ることができ、2つ取った状態を通称「最強状態」と呼ぶ。
後期作品では登場せず、常にこの最強状態で始まるものが多い。
MSX版ドラキュラでは「ネメシスの鎖」という固有名称を持つ。


 
半魚人 【はんぎょじん / モンスター】



魚と人間を足して2で割ったようなモンスター
水がある場所には大抵潜んでいて、獲物を見つけると水中から勢いよく飛び出してくる。
(水生生物だが)口から火の玉を吐いたり、地面を滑っての体当たりで攻撃してくる。
特に初代二周目以降になると、問答無用で真下から飛び出してくるという非常にえげつない存在と化す(→吹っ飛ぶ


 
ハンターの称号 【ハンターのしょうごう / 名称】



聖なるVampire Killerのこと。
これを持っている一族が、代々バンパイアハンターとしての宿命を背負っていくことになる。


 
バンパイア 【モンスター】


※項目はドラキュラ以外に吸血鬼が登場する作品。

吸血鬼


 
バンパイアハンター 【名称】



100年に一度蘇るとされるドラキュラに対抗するため、戦いを宿命づけられている一族のこと。
「バンパイア」だったり「ヴァンパイア」だったりと、表記は作品によって異なる。
古くは「禁じられた術を身につけた、裏社会に生きる者」という、人々からはドラキュラと同じように恐れられる存在であり、その中でも特に飛び抜けた力を持っているのがベルモンド家であった。
普段の生活についてはほとんど明かされていないが、ドラキュラが眠りについている間も、残党狩りなどで割と忙しいらしい(ただし、この設定は「ドラキュラを倒すことで魔物たちも眠りにつく」という「悪魔城伝説」での説明とは矛盾している)
現在分かっているバンパイアハンター一族は、他にヴェルナンデス家ラーネッド家モリス家シュナイダー家ボールドウィン家グレーブズ家がある。


 
ピーピングアイ 【モンスター】



巨大な目玉にサソリの尻尾が生えたような不思議な生物。
空中をフラフラと漂いながら、体当たりで攻撃してくる。
これといった特徴はないのだが、なぜ載せようと思ったのかVer2.1になってもやっぱり思い出せない…。


 
ビジュアルシーン 【システム】



血の輪廻」で採用されたオマケアニメーション。
オープニングやエンディングのほか、ドラキュラにさらわれた女性を助け出すと突然始まる(→アネットイリステラマリア=ラーネッド
その意図するところがどうにも理解し難いのだが、要するに「助け出したご褒美」ということなのだろうか。
某ときめきなんたらのようなキャラクターが登場し、これまでのアクションシーンそっちのけの雰囲気でお礼の言葉を述べてくれる。
この存在には否定的な意見が多いのだが、チャレンジ精神とアニメーションすべてを手作業で書き起こしているという点ではがんばっていると言えなくもない。
ただ、いくらPCエンジンで流行っていた手法とはいえ、それを「悪魔城ドラキュラ」でやらないで欲しかった…というのが正直な感想。


 
ビブーティ 【サブウェポン】



聖なる灰を撒き散らして攻撃する。
こんなものまで出てくると、もう何でもありかな…という気がしてきてしまう。
アイコンの形状は少々分かりづらい。
効果も実に微妙であり、アグネアと並んで「何でこんなサブウェポン作った?」二強の一角。


 
びゃーちゃん 【サブウェポン】



マリア=ラーネッドのお友達、白虎(びゃっこ)のびゃーちゃん(→四聖獣
巨大な虎が画面内を横切って攻撃する。
通常時は猫の姿をしているが、もちろん本来の白虎は虎である。
マリア=ラーネッドとは一番の仲良し(?)


 
ヒュー=ボールドウィン 【人物】



モーリス=ボールドウィンの息子であり、弟子。
バンパイアハンター(見習い?)だが、ではなく剣を愛用している。
後継者としての素質は自分が一番であるという強い自負があるため、修行中、一度も自分に勝ったことのないネイサン=グレーブズハンターの称号を受け継いだことを快く思っていない。
ドラキュラに囚われた父親を救い出すことで、その力を誇示しようとするが…。


 
ファミコンミニ 【タイトル】



『ファミコンミニ29 悪魔城ドラキュラ』
ファミコンの名作をゲームボーイアドバンスに移植するという企画の商品名。
企画・制作は任天堂社。
全部で30タイトルが移植され、その中にディスクシステム版「悪魔城ドラキュラ」も名を連ねた。
画面比率の関係上、グラフィックが縦つぶれになってしまっていたり、一部の音色が若干違っていたりと残念なところもあるが、総合的な移植度は高い。
今でこそバーチャルコンソールというより完璧な存在があるが、当時は壊れやすいディスクシステム本体にヒヤヒヤすることなく、しかもどこでも遊べるようになったことはまさに任天堂さまさまであった。


 
フェンリル 【モンスター】



月下の夜想曲」に登場した敵。
怪物図鑑の「落とすアイテム」欄が最後まで埋まらず、何百匹も闇に葬ったプレイヤーは多いだろう。
開発側のミスであり、実際はアイテムを落とさないということが判明したときは泣いた。
ちなみにこのミスは初回販売分のみのものであり、それ以降は修正されている。


 
復活 【ふっかつ / 設定】



ドラキュラは100年に一度、この世の力が弱まるころ、邪悪な者の祈りによって復活する…』という設定があった。
何度か数年で復活していたことにツッコミが殺到したが、それに対する説明は、「伝承のようなものであり、必ずしも100年というわけではない」というものだった。
それでも5年で復活できるはずはないのだが、それに対する説明は未だにない(→遺骸
そもそも復活はキリストの力の周期に合わせているのだから、伝承とすることはできないはずである。
もっとも、今はその「キリストの力」という部分もうやむやにされているのだが…。


 
復活の儀式 【ふっかつのぎしき / 設定】


※項目はストーリーやオープニングデモで儀式について触れられているタイトル。

ドラキュラを蘇らせるために行う邪悪な儀式。
一般に、生贄をささげることによって行う。
しかし、「サークル・オブ・ザ・ムーン」のように、いとも簡単に復活したケースもある。あれは儀式か?
初めは邪心を持った人間の手によって行われることが多かったが、後期作品はもっぱら配下である死神などによって成される。
儀式いらずで何度でも蘇ることができる配下の方が、ドラキュラよりも優れているような気がしなくもない。


 
吹っ飛ぶ 【ふっとぶ / 設定】



敵やトラップに当たり、後ろに跳ね飛ばされること。
軌道修正とも相まって、これが転落死の原因の大半を占める。
その場で踏ん張ることができる作品もあるが、ジャンプ中はROMカートリッジ版のEASY以外、必ず吹っ飛ばされる。
特に探索型において、ダメージが1でもオーバーアクション気味に吹っ飛ぶ様は、見ていて悲しくなってくる。


 
フランケン 【モンスター】



狂博士が作り出した人造人間。
3メートルをゆうに超えるその巨体から繰り出される攻撃は、驚異的な破壊力を秘めている。
しかし、「月下の夜想曲」でのいかにも頭が悪そうなハンマーの扱い方に、頭脳面の欠陥・問題を感じずにはいられない。


 
ブロック 【設定】



ブロックといっても、物体のブロックではなく「区画」という意味。
初期〜中期作品で使われた単位で、ゲームを始めてから最初のボスを倒すまでがブロック1、そして次のボスまでがブロック2、というような使われ方をしている。
ただし、ゲーム中にブロック(BLOCK)と表記される作品は「悪魔城伝説」とSFC版ドラキュラの二作だけ。
ブロックは扉によっていくつかの部屋(作品やブロックによって異なる)に仕切られており、仕切られた部屋それぞれを「ステージ」と呼ぶ(つまり最初のブロックの2番めの部屋なら「ブロック1ステージ2」となる)
日本ではあまりなじみのない単位だったため、後の作品では「ステージ」で統一された。


 
ベルゼブブ 【モンスター】



蝿の王と呼ばれている。
他社の作品で同名の敵が出てくるものはいくつかあるが、「天井からぶら下げられた巨大な腐乱死体」という強烈なビジュアルは、良くも悪くも「月下の夜想曲」でしか見ることができない。
登場時のインパクトは絶大だが、「髪が薄くなったのが悩み」という無用な受け狙いによって一気に白けさせられることになる。


 
ベルモンド家 【ベルモンドけ / 家系】



バンパイアハンターとしてもっとも有名な一族。
だが、ベルモン「ド」だったりベルモン「ト」だったり、綴りも含めて結構あいまい。
その常人離れした身体能力がために人々から恐れられていたが、ラルフ=C=ベルモンドドラキュラを倒してからは一転、「英雄」「最強のバンパイアハンター」として語り継がれていくことになる。


 
変身 【へんしん / 技】



やられたと見せかけて、姿を変えて蘇る技。
主に大ボスであるドラキュラが得意としているが、腹心である死神も使うことが多い。
変身後は大体において元とはかけ離れた怪物になる。


 
ペンダント 【アイテム】



コーネルエイダに渡したアクセサリー。
三日月型のフレームに青い宝石が付けられた(どう見ても空中に浮いているが)、不思議な形のペンダント。
単なるアクセサリーではなく、持っていると森の狼たちが味方となってさまざまな危険から守ってくれるという加護があるらしい。
何かと物騒な世の中、私も一つ欲しいものである。


 
ヘンリー 【人物】



オルドレーの一人息子。
母親のメアリーと、悪魔城別邸を訪れたコーネルによって、豹変した父親の手から逃れる。
その後、8年の歳月を経て東方正教会の勇敢な兵士となったヘンリーは、ドラキュラ城に連れ去られた子供たちを救出するべく、単身戦いに乗り出す。
大人になってからのヘンリーは常に兜を装着しているため、素顔を見ることはできない。
成長したヘンリーの顔が見られないのは残念だ(説明書には素顔のイラストが載っているが)
CV
(少年) TAKASHI BRATCHER (悪魔城ドラキュラ黙示録外伝)
(青年) ???? (悪魔城ドラキュラ黙示録外伝) ※ラインハルトと同一人物?


 
ボーナスアイテム 【アイテム】



特定の場所で、特定の行動を取ったときに現れる高得点アイテム。
床を踏む、しゃがむ、などの比較的簡単なものから、一定時間立つ、壁に向かって歩き続ける、壁を壊してその中に入り一定時間待つ、といった難解なものまでいろいろな条件がある(ヒントはほぼ皆無)
手に入るアイテムも、点滅するドル袋(1000点)に始まり、王冠(2000点)、宝箱(2000点)、モアイ像(4000点)、1UPとさまざまな種類がある(場所ごとに完全に固定)
隠されている場所は意外なほど多く、これらを探し出すのもゲームの楽しみの一つである。
中には出現するがどうやっても取ることができない配置もある。


 
ぼくドラキュラくん 【タイトル】



悪魔城すぺしゃる


 
骨柱 【ほねばしら / モンスター】



竜の頭蓋骨が縦に積み上げられている敵。
その場から動かず、炎を吐いて攻撃してくる。
初期作品ではなかなかの強敵だったが、最近のものは単なるオブジェといった印象が強い。
次第に積み上げられる数が増えていき、最大では10個近くもある壮観なものも登場した。


 
ホモン 【人物】



悪魔城年代記」において、小島文美氏がデザインしたシモン=ベルモンドに対する旧ファンの呼び方。
赤い長髪、栄養不足にしか見えない痩せこけた青白い顔、筋肉質とは程遠いスリムな体…。
シモンのイメージを完全無視したデザインに旧ファンの怒りが爆発。
「シモンは茶髪で無骨で筋肉ムキムキのむさい男じゃなきゃダメなんだ!」
同意。


 
ホワイトドラゴン 【モンスター】



白骨と化した竜。
なぜか壁から生えるように設置されている。鹿の剥製(はくせい)みたいなものか。
不規則な動きで翻弄し、隙をつくように火の玉を吐いたり、首を勢いよく伸ばして体当たり攻撃を仕掛けてくる。





→ ま行